建築関連のお仕事の延長で
京都のまちなみを守ろうと
京都の学生たちと地域活性プロジェクトをはじめました。

京都は誰もが知るように
現在までに1,200年以上も続く同一文明で
世界最古の都に数えられる町のひとつです。

しかし行政は一貫して開発業者の言いなりで
再開発、都市化、古い建物を軒並み撤去の一点張りです。


そこで僕らは立ち上がりました。
「それはもうこの世から京都がなくなるだろ」って。


これまで京都市は市電、地下鉄、自動車道をはじめ
市民の反対を無視して悪政を強行してきた歴史がありましたが
ここに来て、更に京都市民を闇に葬る方針を固めて動じません。


そやったら、こっちも対抗していかなければ。


そういうわけで、先ずは使われていない建物や老朽物件など、
所謂遊休物件をテナントで埋めてしまえばいいんじゃないか。
持ち主は税金(固定資産税)が払えれば別に手放す理由はありません。
それに、一度入居してしまうと
簡単には追放できない法律があります。


弊社はリノベーション、不動産再生事業が中心で
不動産企画と総合プロデュースが専門です。
このノウハウと、京都中の学生たちの力と、
まちの人たちの力を合わせて
京都市政&開発業者の“強行派”と対抗する姿勢です。


これまで日本はこの半世紀に
お金を得る代わりにお金より大切なものをたくさん失ってきました。

ありもしない空想上の幸福を、過剰な贅沢にすり替えて
等身大の幸せを破壊しつづけてきました。

いい加減気付くべきなんだと思います。
それではダメなんだってことに。

自民党政権に戻って、バブルをもう一度やろうということですが
このまま行くと骨までぼろぼろ、
シンナーや麻薬につかった状態で、
さらに薬をしようというわけですから
本当にこれで日本は芯から腐ってしまう。

京都はその犠牲のひとつです。


僕の家系は長岡京と大徳寺のある紫野とで
二重の地縁を持っています。

僕自身は長い事東京に住んでましたけども
それにしたって京都というのは純粋に日本人にとっても
重要な宝物だと思ってます。


お金より大切な“何か”を未来に託すためには
今僕らが“何か”をしなければならない。


何が何でも、京都市政から京都を守りたい。
それが今の僕のミッションです。

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